先日、中古物件購入を検討されているお客様とのお話し。
現在は、お祖母様の持ち物件で親子三人ぐらし（ご本人と子供さん二人）家賃は3万円との事。
お子さんは高校生と中学生。 住んでいるところと通わせている学校が遠いため不便であるとの事でした。
それ以外には特に困ったことが無いとの事でしたので、正直に申し上げて今のまま賃貸でお過ごしになる方が良いのでは？とお伝えしました。
「商売が下手ですね！笑」とありがたいお言葉をいただきました。
上記の話だけだとなんでなの？となると思いますので、下記のマインドマップをご覧ください。 すごい主観が入ってますのであくまで参考にどうぞ。
自分の経験をお話ししますと、3年前に父がヒートショックからの脳梗塞を発症して自宅で介護を始めました。
母を早くに亡くしていたこともあり自宅介護となると実家での同居と妻の理解も必要で、話し合いの結果介護をきっかけに前妻とは離婚をしました。
そこから男同士の介護の始まりです。
父が倒れたことにより事業も引き継いだので介護と事業とのダブルパンチ。
今はありがたいことに再婚し、事業もまだまだですが最初より精神的にかなり落ち着きました。
3年経った今言えることは、自営業でなければこのスタイルは現実的に無理だったし、父が資産を持っていたから介護と事業の両立が叶いました。
父の資産も無く、自分がサラリーマンであったならと考えるとゾッとします。
施設に入れるにしてもお金がかかる。自宅で見るにしてもお金も時間も必要とします。
自分の人生を削ってまで親の介護を喜んでする方はあまり居ないのでは無いでしょうか？
自分は３７歳の時に父が倒れましたので、通常より20年ほど早くに親の介護問題に直面したのですが、自宅の返済をしていたらと思うと…。
という強烈な体験から弊社は新築に携わることをヤメて断熱を含むリフォームのみに舵を切りました。
建設業界隈のオフレコ話しでは、破産的なローンを組んでいる方が散見されます。不動産を手放す事は簡単なことでは無いので、しっかり考えて購入しましょう。
商売が下手と言われても、自分の経験からお伝えできる事があればと思いでどのお客様にもお話しさせていただいております。
長くなりましたね、笑
私は自分の経験は包み隠さずお伝えします。
ご相談があれば何なりと！
最近の相談は愛媛県からで、小倉の実家に帰りたいとのご相談でした〜。
よく探してくれるな！といつも感動します。
最近、釣りに行けてないので写真で我慢します！
では！！！