2022/5/21 別府太郎
中古物件に限らず、家が長持ちする為には抑えておかなければならない部分があります。修繕費が高額にもなりますし、他の部分にも過分な影響を及ぼす部位になります。
1番は屋根です。
いくら中をリフォームして最新設備を導入したとしても雨漏りしては元も子もありません。
言われなくても分かってるよって声が聞こえそうですが…。
2番目は外壁です。
外壁は、雨漏りが部屋の内部まで浸透し目に見えてわかる場合もありますが、表面に見えず壁の中で浸透してしまっている場合もあります。
この場合はサイレントキラーのように、いつの間にか柱が腐っていたなど内部状況が深刻になってやっと分かる場合もあるのでその後の改修費用も高額になりがちです。
基礎はどうなの?!と言われそうですが、今回は上物であるお家で話をすすめさせていただきます。 基礎がダメな場合も屋根に症状が出ることもあるので…。
総じて言えば、家の大敵は水なんですね…。
湿気はカビを呼び、構造材(柱や桁・梁)などの骨組みを腐らせ、シロアリ増殖のキッカケともなります(シロアリは水がないと巣を作れません)
人体・家にとっても歓迎すべきものではありませんね。
さて、弊社はリフォームを中心に行う工務店です。
なのでご相談があればご自宅に伺うのが常なのですが、そこで表題の通り外から一番最初に見る場所があります。
それは屋根の棟なんです。
これは屋根の上からの写真なのですが下から見た方が歪みが顕著に確認できます。
大抵は真っ直ぐなのですが、少しでも歪んでいたらかなり危険信号です。
なので、相談者のご自宅に伺った際に屋根が真っ直ぐ通っていれば先ずは一安心します^^
もし、お自宅の屋根を見て、ん? 曲がってないかな?など違和感を発見した場合はお近くの工務店や瓦屋さんでも良いですね。一度、調査をしてもらうといいとお思います。
なんでもそうですが早期発見!早期治療が問題を深刻化しない最善の方法ですね👍